すべてのプレスリリース

ローターバッハ、Arduino® Nicla Visionの無償デバッグサポートを発表

出版日 2023年9月25日

ドイツ、ホーエンキルヒェン-2023年9月25日 - ローターバッハのTRACE32®開発ツールは、ハードウェアデバッグモジュールを必要とせず、エッジで画像を分析・処理するためのスタンドアロンカメラであるArduinoのNicla Visionをサポートします。学生、メーカー、その他全てのArduino®ユーザは、TRACE32® PowerViewデバッグソフトウェアを無料でダウンロードして使用することができます。

Nicla Visionは、STマイクロエレクトロニクスのSTM32H747AII6デュアルARM® Cortex® - M7/M4コア・マイクロコントローラを搭載しており、最大480/240 MHzのクロック動作が可能です。2MPカラーカメラ、スマート6軸モーションセンサー、内蔵マイク、距離センサーにより、資産追跡、物体認識、予知保全に適しています。統合されたWiFi®/Bluetooth® LE接続は、センサーノードからArduino®クラウドまたはサードパーティーベンダーのサービスに収集されたデータの送信をサポートします。

ローターバッハのユニバーサルTRACE32® PowerViewソフトウェアは、ハードウェアモジュールを追加することなく、USBケーブル経由でCortex®-M7コアのソフトウェアデバッグを可能にします。学生、メーカー、その他全てのArduino®ユーザは、ローターバッハのウェブサイトに登録するだけで、PowerViewソフトウェアを無料でダウンロードして使用することができます。コードサイズや使用時間に制限はありません。

「メーカー・プラットフォームArduinoの人気は常に高く、今もなお高まっています」とLauterbach GmbHのマネージング・ディレクター、ノルベルト・ヴァイスは言います。「Arduinoの大規模なコミュニティをサポートすることで、より革新的なアイデアやプロジェクトを実現できることをうれしく思います。

ローターバッハのTRACE32® PowerViewソフトウェアにより、開発者はArdunio®デバイスをベースとしたアプリケーションをより迅速かつ容易に進化させることができます。

関連情報

ローターバッハについて

ローターバッハ社は、40年以上の経験を持つ組込みシステム用最先端開発ツールのトップメーカーです。国際的な老舗企業であり、世界中の顧客にサービスを提供し、あらゆる半導体メーカーと提携し、着実に成長しています。ミュンヘン近郊のホーエンキルヒェンにある本社では、エンジニアリングチームがTRACE32®ブランドのもと、高度に熟練した専門的で使いやすい開発ツールを開発・製造しています。イギリス、イタリア、フランス、チュニジア、アメリカ東海岸と西海岸、日本、中国に支社があり、その他多くの国々で優秀なセールスエンジニアとサポートエンジニアがローターバッハの全製品を世界中に提供しています。


このページでは、印刷物およびソーシャルメディア用のローターバッハニュースをダウンロードできます。出版物に関するご質問は、Evi Edererpress@lauterbach.comまでご連絡ください。