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Microchip FPGA SoCにおけるZephyr OSベースの開発を簡素化

出版日 2022年12月1日

現在、世界をリードするTRACE32®開発ツールローターバッハ は、Microchip社のPolarFire® FPGA SoCに実装されたSiFive RISC-V CPU上で動作するZephyr® OSリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)もサポートしています(OS認識)。ローターバッハOS認識デバッグでは、すべてのOSオブジェクトを照会して表示できるため、開発が簡素化されます。さらに組み込み開発者は、Zephyr® OS上で動作するアプリケーションを最高速度でデバッグできるだけでなく、リアルタイムトレースによる詳細なタイミングとコードカバレッジの測定も可能です。

マイクロチップ社のPolarFire® FPGA SoCには、SiFive U54またはSiFive E51タイプの64ビットRISC-V CPUが合計5個実装されており、ローターバッハ のデバッグおよびトレースツールで最初から完全にサポートされています。 

ローターバッハOSを意識したデバッグは、タスクや個々のスタック、メッセージキュー、タイマーなど、すべてのOSオブジェクトを照会して表示することができます。ローターバッハ'sのリアルタイムトレースは、リアルタイムパフォーマンスに影響を与えることなく、組込みシステムが何をしているかを完全に把握することができます。システムのプロファイリングや安全性認証にはトレース解析が不可欠です。その他の多くの使用例では、組込み設計をこれまで以上に迅速、安全、確実に市場に投入するためのサポートとなります。

PolarFire® FPGA SoCについて

Microchips PolarFire® SoC FPGA ファミリは、低消費電力、熱効率、セキュリティを兼ね備え、スマートなコネクテッドシステムを実現します。25Kから460Kのロジックエレメント(LE)に対応し、12.7Gbpsのトランシーバーを備えています。 

 ゼファーOSについて

Zephyr®プロジェクトは、Linux Foundation主催のコラボレーション・プロジェクトであり、複数のアーキテクチャにまたがるリソース制約のあるデバイス向けに最適化された、小型でスケーラブルなリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)を構築するために、業界全体のリーダーを結集したオープンソースの共同作業です。Zephyr OSは、幅広い製品で使用できるように設計されたスモールフットプリント・カーネルをベースにしています。Zephyr®カーネルは、ウインドリバーの商用VxWorks Microkernel Profile for VxWorksから派生したもので、DSP RTOSテクノロジVirtuosoから20年以上の進化を遂げています。

ローターバッハについて

ローターバッハ社は、40年以上の経験を持つ組込みシステム用最先端開発ツールのトップメーカー です。国際的な老舗企業であり、世界中の顧客にサービスを提供し、あらゆる半導体メーカーと提携し、着実に成長しています。ミュンヘン近郊のホーエンキルヒェンにある本社では、エンジニアリングチームがTRACE32®ブランドのもと、高度に熟練した専門的で使いやすい開発ツールを開発・製造しています。英国、イタリア、フランス、チュニジア、米国東海岸と西海岸、日本、中国に支社があり、その他多くの国に優秀なセールスエンジニアとサポートエンジニアがいるため、ローターバッハの全製品を世界中で利用することができます。 ローターバッハ は、当初からRISC-V基盤の戦略的メンバーであるだけでなく、RISC-V命令セットを実装した今日のすべてのチップをサポートしています:RISC-Vプロセッサの設計者や半導体メーカーとの長年にわたる緊密なパートナーシップのおかげで、将来のチップ開発にも当初からローターバッハ 。将来のRISC-Vトレース規格の完全サポートを含め、将来に備えた投資を保証します。ローターバッハ 、この規格を定義するRISC-Vプロセッサ・トレース・タスク・グループで積極的に活動しています。

このページでは、ローターバッハ 印刷物およびソーシャルメディア用のニュースをダウンロードできます。出版物に関するご質問は、Evi Edererまでご連絡ください:press@lauterbach.com