C2000デバッガ

概要

C28xコアのスタンドアロンとArm®コアおよびCLAコプロセッサとの併用

ローターバッハの最先端開発ツールを使用すれば、スタンドアロンのシングルコアまたはデュアルコアのC2000コントローラから、Arm Cortex-M CPUやC28xコアのCLAリアルタイム制御コプロセッサを統合したチップまで、あらゆる設計を解析できます。C2000マイクロコントローラは、リアルタイム制御、モータドライバ、インバータ、電源、自動車のボディや照明のコントローラによく使用されています。当社のTRACE32®デバッガを使用すると、マイクロコントローラ内の任意のC28xコア(他のすべてのArm コアとCLAコプロセッサも含む)を、単一のJTAGデバッグインターフェイスを介して、同時にデバッグおよび制御することができます。

対応サブアーキテクチャ

C28x

デバッグ ハイライト

最高のパフォーマンスと豊富な機能セット

業界最高性能のローターバッハ・デバッグ・モジュールを使用して、C28xコアの強力でよく知られた機能をすべて探索し、活用できます。完全なオンチップ・ブレークポイント・サポート、ランタイム・メモリ・アクセス、フラッシュ・プログラミング、ベンチマーク・カウンタなどがあります。もちろん、すべてがスクリプト化可能で、同じテストシーケンスを何度も繰り返すことができます。

デバッグシステムの詳細 

オンチップブレークポイントの
完全サポート

C28xオンチップ・ブレークポイントとそのすべての機能のパワーを解き放ち、アプリケーションを制御できるようにします。

マルチアーキテクチャ・チップにおけるC28xコアのデバッグ

1つのデバッグプローブで、すべてのC28xコアと非C28xコア(Arm®Cortex®-M、CLAコプロセッサ)を同時にデバッグできます。

最高のデバッグ性能

TRACE32®デバッグモジュールを使用することにより、C28xコアで業界最高のデバッグ性能を達成することができます。


非侵入型アプリケーションのチューニング

ベンチマークカウンターユニット(BMC)を使用して、アプリケーションのパフォーマンスを非侵入的に監視し、微調整します。

フルソフトウェアスタックの
デバッグ

FreeRTOS™、SysBIOS™、μ-COS II™等のような多くの一般的なターゲットOSで動作します。TRACE32® RTOS-awareデバッグは、スレッド、メッセージキューなどの全てのOSオブジェクトをクエリし、表示することができます。

最高のフラッシュプログラミング性能

すぐに実行可能なフラッシュスクリプトとフラッシュプログラミングアルゴリズムを使用して、最高のパフォーマンスで外部フラッシュをプログラムします。TRACE32® は全てのファイルフォーマットに対応しています。

リアルタイムモードデバッグのサポート

優先度の高い割り込みは、コアが停止していても処理されます。

ツールチェーンサポート

C2000対応サードパーティツール

以下の機能は、TRACE32 がサポートするすべてのアーキテクチャで利用可能です。お使いのデバイスやツールがここに掲載されていない場合は、お問い合わせください。

ホストOS

当社のデバッグソフトウェアは、すべての主要なオペレーティングシステム上で動作します。

フラッシュ デバイス

当社は、多種多様なフラッシュデバイスのプログラミングをサポートしています。NOR、NAND、SPI、QSPI、EMMC など。

サードパーティとの統合

統合により、TRACE32 を他のツールと簡単に使用することができます。

関連製品

TRACE32 C2000の関連製品

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